部隊訓練評価隊FTCワッペン2 (20周年記念パッチ)
サイズ縦10✕横10㌢
部隊訓練評価隊とは、陸上自衛隊富士隷下の陸上自衛隊唯一のアグレッサー(仮想敵役)部隊である。
隊内では通称、富士訓練センサー(Fuji Training Center FTC)呼ばれている。
FTCは、駐屯地に隣接する北富士演習場で全国各地に駐屯している普通科中隊に敵役となって演習を行い錬度の評価を行う。演習ではバトラーと呼ばれるレーザーを利用した訓練機材が使用されており、演習全体を指揮する統裁センターでは、各部隊や隊員の位置、残弾数、死亡者・負傷者などの被害、そしてそれらが何時、どこで、敵のどの火器によって撃破されたかなどの詳細なデータがバトラー及び演習場に設置されたセンサー・定点カメラなどによってリアルタイムで統計、記録される。
訓練後は、AAR(アフター・アクション・レビュー)と呼ばれる反省会が行われ、記録に残された各種のデータ、映像記録、無線交信記録に基づいて隊本部の評価分析科により評価・指導が行われ、各種の反省点を踏まえのちの訓練に役立てられる。